2026年06月01日

    風水害について知ろう

     風水害とは、強風や大雨によって起きる自然災害です。

     日本では、台風や集中豪雨などにより、毎年のように大きな被害を受けています。

     頻発する風水害から身を守るために、風水害に関する基礎知識を身につけましょう。

     

    気象情報の見方

    雨の強さと降り方(単位はmm)

      内閣府防災情報のページ 実験映像(大雨等)

     

    やや強い雨 

    1時間雨量(mm)

    10以上~20未満

    ザーザーと降る

    地面からの跳ね返りで足元が濡れる

     強い雨

    1時間雨量(mm)

    20以上~30未満

    どしゃぶり

    傘をさしていても濡れる

     激しい雨

    1時間雨量(mm)

    30以上~50未満

    バケツをひっくり返したように降る

    道路が川のようになる

     非常に激しい雨 

    1時間雨量(mm)

    50以上~80未満

    滝のようにゴーゴーと降り続く

    傘は全く役に立たなくなる

     猛烈な雨

    1時間雨量(mm)

    80以上

    息苦しくなるような圧迫感がある

    恐怖を感じる 

     

    風の強さと吹き方(単位はm/s)

     平均風速は10分間の平均です。 10m/s(10メートル毎秒)とは、1秒間に10メートル進む速さです。

    やや強い風 

    平均風速(m/s)

    10以上~15未満 

    風に向かって歩きにくくなる

    傘がさせない

     強い風

    平均風速(m/s)

    15以上~20未満 

    風に向かって歩けなくなり、転倒する人も出る

    高所での作業は極めて危険

    非常に強い風 

    平均風速(m/s)

    20以上~25未満  

    何かにつかまっていないと立っていられない

    飛来物により負傷の恐れがある

    平均風速(m/s)

    25以上~30未満  

    屋外での行動は極めて危険

    走行中のトラックが横転する

    猛烈な風

    平均風速(m/s)

    30以上~35未満   

     多くの樹木が倒れる 

    平均風速(m/s)

    35以上~40未満  

    建造物の外装材が広範囲にわたって飛散し、

    下地材が露出するものがある

    平均風速(m/s)

    40以上

    住家で倒壊するものや 、鉄筋構造物で変形

    するものがある

     

    台風の大きさと強さ

     強風域(風速15m/s以上の風が吹く広さ)の半径で「大きさ」を、最大風速で「強さ」を表します。

      台風の大きさ        強風域の半径    

      大型

     (大きい)      

    500km以上800km未満        

      超大型

     (非常に大きい)

     800km以上
       強さ     最大風速 単位 : m/s      
      強い  33以上~44未満 
      非常に強い       44以上~54未満 
      猛烈な   54以上

     

    水害の種類

     水害には、「洪水(外水氾濫)」と「内水氾濫」があります。

     一般的に、洪水(外水氾濫)のほうが内水氾濫より大きな被害になります。どのような水害の危険性があるか確認しましょう。

    洪水(外水氾濫)

     大雨によって河川の水位が高くなった時、堤防を越えて水があふれ、川の外に流れ出す現象です。

    また、あふれだした水の流れにより堤防が削られて決壊する恐れもあり、決壊した場所から勢いよく水が流れ出し、家屋の倒壊や流出等の大きな被害が発生することがあります。

    内水氾濫

     雨は、側溝や水路などを経由して大きな川へ流れ込みます。しかし、豪雨など一時的に大量の降雨が生じた場合などに、水路や下水道などの排水施設の処理能力を超えてしまったり、雨水の排水先である河川の水位が高くなった時等に排水ができなくなり、浸水する現象です。

     田畑や住宅が水に浸かったり、下水道に流入する水が下水道の処理能力を超えることにより、マンホールから吹き上がったりする可能性もあります。

     

    雨や雨の強さに関する用語

    集中豪雨

     同じような場所で数時間にわたり強く降り、100mmから数百mmの雨量をもたらす雨のことです。

     積乱雲が同じ場所で次々と発生・発達を繰り返すことにより起き、重大な土砂災害や家屋浸水等の災害を引き起こす場合があります。

    局地的大雨(ゲリラ豪雨)

     急に強く降り、数十分の短時間に狭い範囲に数十mm程度の雨量をもたらす雨のことです。

     大雨や洪水の注意報・警報が発表される気象状態でなくても、単独の積乱雲が発達して急に強い雨が降り、河川や水路が短時間に増水するなど急激な状況変化により重大な事故を引き起こすことがあります。

    線状降水帯

     次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなし、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞した線状に伸びる雨域のことで、大きな災害の要因となる集中豪雨を引き起こすことがあります。

     近年、大きな被害をもたらす豪雨が発生しています。線状降水帯による大雨の可能性など最新の気象情報や避難情報に注意しましょう。

     線状降水帯に関する詳細な情報については、気象庁HPにて解説されています。線状降水帯に関する情報からご確認ください。